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洛西・嵯峨野界隈

古社寺や草庵、竹林など風情のある嵯峨野、いにしえの平安貴族が四季折々の変化を愛でた嵐山、この界隈は春の桜や秋の紅葉の名所としても有名で、訪れる人が絶えることのない景勝地であり一大観光地でもあります。また、玩具やオルゴールなどの小さな博物館も点在しており、景観を楽しみながら社寺を訪ね、そうした博物館にも寄ってノスタルジックな気分で和んでみてはいかがでしょう。

桜の春から始まり、 夏は青葉のまぶしい竹林、 秋は燃えるような紅葉、 冬には小雪がちらちらと舞う、嵯峨野はそんな美しい自然の豊かなところです。また、清涼寺、落柿舎、二尊院、常寂光寺とそれぞれ由来のある平安時代からの歴史がとうとうと流れている情緒豊かなところです。嵯峨野へは、京都駅からバスで50分、嵯峨釈迦堂前で降りると清凉寺まですぐです。
天龍寺天龍寺
清涼寺では三国伝来の国宝である釈迦如来像は圧巻で、ほかにも仁王門や多宝塔など見どころが多くあります。清涼寺から落柿舎へ向かってしばらく歩くと、嵯峨野らしい長閑な畑が広がる風景の中に落柿舎が見えてきます。落柿舎は、松尾芭蕉の門下の俳人、向井去来が閑居していた庵で、芭蕉も度々訪れており、ここで嵯峨日記を記したという言い伝えが残っています。落柿舎から常寂光寺へは約5分、のどかな道を歩きます。

常寂光寺は、日蓮宗の日禎上人が隠棲した庵がはじまりといわれており、「小倉百人一首」の選者であった藤原定家の時雨亭があったところともいわれています。小高い小倉山の中腹には、本堂、妙見堂、多宝塔が並び、「常寂光土」に遊ぶような風情があるところから常寂光寺」と名付けられました。石段の参道を登っていくと、仁王門付近は紅葉の季節には真っ赤に色付いたトンネルとなり、紅葉の名所としても有名です。また、多宝塔まで登ると京都の街並みが一望できます。

常寂光寺からほど近くにある二尊院は、承和年間に嵯峨天皇の勅命で慈覚大師を開祖として建立した天台宗の寺院です。境内はとても広く山裾まで伽藍が点在し、その奥の方には百人一首ゆかりの藤原定家の時雨亭跡といわれる場所があります。本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像が本尊であることが寺名の由来だとも言われています。また、紅葉の季節には参道が紅葉で埋まる紅葉の名所にもなっています。

この嵯峨野界隈には、ほかにも平家物語の哀話で知られる祇王寺、小倉山の麓にある化野念仏寺など見どころのある寺社が多く点在しています。また、世界中のオルゴールの集まる「京都嵐山オルゴール博物館」や、明治から昭和の日本の玩具が数千点展示されている「想い出博物館」、江戸期の人形が20万点以上展示されている「博物館さがの人形の家」など、小さな博物館が点在していますから、歴史探索の合間に気軽に訪れてみましょう。さらに嵯峨野から嵐山までは徒歩圏内、元気のある人は庭園の素晴らしい天龍寺や渡月橋あたりの四季折々にかわる趣のある景色を楽しみに歩きましょう。

京都市・洛西エリア

洛西には、金閣寺をはじめとした名刹が続く「きぬかけの道」があります。嵯峨野や嵐山には鄙びた趣のある寺社が点在し、春の桜や秋の紅葉の名所としても知られています。

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