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洛西・きぬかけの路界隈

京都市街地の西、洛西を代表する金閣寺、龍安寺、仁和寺などの名刹が続くのが「きぬかけの路」です。ここでは国宝級の文化財や世界遺産をじっくりと鑑賞しながら、京都らしい街並みを楽しんで歩きましょう。京都駅から市バスで約40分、金閣寺道で降りるとすぐに「きぬかけの路」で、その入口近くの右手に見えるのが金閣寺です。室町時代に創建された金閣寺は、正式には鹿苑寺といい華麗な京都のシンボルとしてあまりにも有名な禅寺です。

龍安寺楓の参道を通って門をくぐると、すぐに金閣が鏡湖池に映える様子が見られ、その辺りは国の特別名勝庭園に指定されています。畠山石や細川石などの大名が献納した名石や茶室の夕佳亭など、金閣を中心とした回遊式庭園が見どころです。金閣寺から西へ向かうと右手に堂本印象美術館が見えてきます。同館は、近代日本画の大家である堂本印象の作品が展示されている美術館です。左手に立命館大学のキャンパスを眺めながらさらに進むと右手に龍安寺が見えてきます。

山門から参道を進むと石段がありますが、紅葉の季節には参道が真っ赤に色づいたトンネルのようになります。石段を登ると方丈と庫裏があり、ここからの前庭の眺めは時を忘れさせるほど癒されます。龍安寺は、戦国の武将であった細川勝元がつくった臨済宗の寺で、国の特別名勝に指定された方丈庭園は、三方を土塀で囲まれ白砂と石だけでつくられたシンプルな枯山水の禅庭です。石庭の代表格といわれ、世界的にも知られていますが、その作者や作られた年代についてはいまだ不詳のままです。

きぬかけの路へ戻り、さらに西に進むと右手に仁和寺への参道と巨大な仁王門が見えてきます。仁和4年に宇多天皇によりつくられた仁和寺は、宇多天皇が居所としていたことから別名「御室御所」ともいわれ、京都御所から紫宸殿を移築した国宝の金堂や重要文化財の五重塔、御影堂など格調高く優美な建造物が多くあります。また、端正な庭には遼廓亭と飛濤亭というひなびた風情の茶室があり、当時の貴族の風雅な趣がうかがえます。

このきぬかけの路近くには、他にも足利家の菩提所で庭園がとても美しい等持院や、七堂伽藍が並ぶ妙心寺、静寂な雰囲気の中でお抹茶のいただける退蔵院など、他にも見どころがいっぱいです。また、レンタカーを借りている場合には、仁和寺前から周山街道を走って高雄へ向かうのもいいでしょう。周山街道は、京都から丹波方面へ抜ける道で、仁和寺前から御室川の谷を抜けると高雄で、そこからさらに進むと京北町の周山へ至ります。

京都市・洛西エリア

洛西には、金閣寺をはじめとした名刹が続く「きぬかけの道」があります。嵯峨野や嵐山には鄙びた趣のある寺社が点在し、春の桜や秋の紅葉の名所としても知られています。

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