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洛北・上賀茂界隈

京都というと雅な神社や寺社が数多くありますが、洛北を代表する静けさと荘厳さを併せ持つところといえば、やはり上賀茂神社と下鴨神社がその代表だと私は思います。京都駅からバスで約40分、上賀茂御薗橋バス停からほど近くに上賀茂神社はあります。御薗橋を渡ると境内で、芝生の敷き詰められた参道を進むと鮮やかな朱塗りの本殿が見えてきます。ここ上賀茂神社は正式名を加茂別雷神社といい、平安遷都以前からここに居を構えていた豪族の賀茂氏の氏神として建立された歴史のある神社です。

毎年5月には京都三大祭の葵祭りが行われることでも有名で、世界遺産にも登録されています。また小川が流れる境内では、そのロケーションの素晴らしさから、昔から映画やテレビの時代劇ロケが時々行われていますが、私もかつてある時代劇のロケで出演したことがあります。とはいっても通行人役のエキストラでしたが。境内を出て小川に沿っていくと、静かな佇まいの社家町へ入ってきます。社家は上賀茂神社の神職を世襲する家柄のことで、この界隈には社家の居宅が立ち並んでいます。社家の居宅は、神社から流れ出てくる明神川という小川の水をそれぞれの邸内に引き入れて池を作り、それを中心とした独特のつくりが特徴です。

この界隈には、初夏の頃に紫のかきつばたが咲く池で有名な大田神社、豊臣時代の造り酒屋「きくや」の建物を復元した愛染倉があります。歴史を感じさせる愛染倉には、京都民族資料館や京都染織文華館、茶室などがあり、着物や伝統文化についての展示が多くあります。近くには、珍しい水生植物が群生する深泥池(みぞろがいけ) がありますが、京都人の間では昔から幽霊伝説でも有名な池ですから、その手の話に弱い人は敢えて向かわないようにしましょうね。

京都市・洛北エリア

洛北は市街地とはまた違う魅力を持ち、田園風景の中に神社仏閣の点在する自然の豊かなエリアです。中心地の北山通り界隈も、繁華街とは違うしっとりと落ち着いた文化的な街です。

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