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洛北・北山通界隈

北山通りは京都の市街地のほぼ北の端に位置しており、洛北の中心地でもあります。とはいっても四条通りや河原町のように繁華街が続くのではなく、コンサートホールや教会などの文化施設、植物園が点在し、通りには洒落たカフェやレストランなどが並ぶ落ち着いたエリアで、通りを少し入るとそこは閑静な住宅街です。地下鉄北山駅を出ると、すぐに北山通りが東西に広がっており、ちょうど東京の山の手のような雰囲気を持つ街で、のんびりゆったりと緑の多い道を散策するのに適しています。

地下鉄北山駅を上がると、すぐ前を走る北山通りの南には京都府立植物園が賀茂川横まで広がっています。大正13年にオープンしたこの植物園は、珍しい種類の植物や、花菖蒲園、梅林、針葉樹林などがひろがる日本有数の植物園です。観光でちょっと疲れたときには、この中をのんびり散策するだけで森林浴もできていい気分転換になります。

植物園の横、鴨川河川敷には、北山通りから北大路通りまで南下する鴨川畔の道があります。半木(なからぎ)の道といい、春はソメイヨシノの枝垂れ桜が見事な並木道で、桜のシーズンにはお茶席も出て賑やかです。わたしも若かりし頃には彼女とこの道をよく散歩したものでした。また、自然の豊かな宝ヶ池公園もすぐそばにあり、野鳥の森や桜の森、子供の楽園などの施設もあって、ファミリーでの京都観光ではちょっと寄ってみると子供たちも楽しいでしょう。

北山通では、近年特に洒落たカフェやブティックが数多く出現しており、京都でも有数の静かでモダンなファッションストリートになりつつあります。近くにはノートルダム女子大や京都工芸繊維大学、京都府立大学があり、お洒落な学生の町でもあります。また、文化的な施設も充実していて、府立植物園と府立総合資料館の間、地下鉄の駅からほど近くには「陶板名画の庭」という有名な絵画庭園があります。安藤忠雄設計の敷地内には、モネの「睡蓮」やルノワールの「テラスにて」ミケランジェロの「最後の審判」など、世界の名画を陶板で表現している青空空間が広がり、アカデミックな気分も満喫することができます。

甘党の方々への北山通りのお店情報ですが、北山通りを少し東へ向かい、下鴨本通との角には文亀3年創業という個人的に一押しの凄い和菓子屋さんがあります。川端道喜といい、明治維新まで数百年の間にわたり御所のご用達だったという京都屈指の老舗です。吉野葛を使った名物の粽が有名で、予約が必要ですが北山通り土産としてお勧めの一品です。

京都市・洛北エリア

洛北は市街地とはまた違う魅力を持ち、田園風景の中に神社仏閣の点在する自然の豊かなエリアです。中心地の北山通り界隈も、繁華街とは違うしっとりと落ち着いた文化的な街です。

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