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洛中・西陣の西界隈

西陣織会館を南下し、今出川通りをしばらく西に進んで南に入ると笹屋町、この通りには昔ながらの機業家が続き、京の伝統が息づく家並みは、ちょっと昔へタイムスリップしたような気持ちになります。しもた屋風の町屋の通りでは、辻ごとに小さな祠があって可愛い赤い前掛けしたお地蔵様が祀られています。笹屋町から今出川通りへ戻り、智恵光院通を北へ向かうと古い西陣の町並みが残る紺屋町に入ります。さらに北進すると、空海が嵯峨天皇の病気回復祈願のために彫ったという歓喜天が祀られている雨宝院があります。

雨宝院から西へ向かうと千本通りとの角に、空海が開基した石像寺があります。本堂の石の地蔵菩薩が、前世の罪悪で手の病に苦しんでいた人の手から、釘を抜いて救済したという言い伝えの残る寺で、地元の人は親しみを込めて釘抜地蔵と呼んでいます。釘抜地蔵から千本通りを南へ下り、今出川通りへ出る手前には、昭和12年から続く西陣最古の喫茶店「静香」があり、散策後に休憩するのもいいでしょう。先斗町の芸子さんであった静香さんが開いたことから、源氏名がそのまま店の名前として引き継がれています。クラシックな布張りの椅子やカウンターなどレトロな雰囲気で溢れているお店で、昭和初期の西陣のノスタルジーを味わうには最適なお店です。

北野天満宮今出川通りを西へ、上七軒をさらに西に向かった所には、西陣エリアの南西に位置する北野天満宮があり、全国で1万を越える天満宮の総社として菅原道真を祀っています。江戸時代以来、学問の神「天神様」として庶民に親しまれ、その信仰は現在に至るまで受け継がれており、その境内はいつも合格祈願をする受験生でいっぱいです。また、天神さんは梅の名所としても有名で、境内にある数十種2000本の梅のうち、1月初旬から早咲きの梅が咲き始めると、遅咲きの梅が咲き誇る3月初旬までは境内一円梅の香りで包まれます。道真公の誕生日にまつわる毎月25日には、天神さんの市がたち、昔ながらの古着や骨董品の露店が境内に並びます。北野天満宮へは市バスの北野天満宮前、もしくは京福電気鉄道北野白梅町駅が最寄の駅となります。

京都市・洛中エリア

洛中は京都の中心エリア。京都の玄関口・京都駅や京都一の繁華街である河原町があります。また、花街情緒あふれる木屋町や先斗町、京の台所・錦市場のある市街地エリアです。

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